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2021/12/22煙突囲い外壁のリフォーム

一関市に煙突囲い外壁のリフォーム工事に行きました。

まずは煙突掃除のご依頼がありました。他社設置のものでしたが施工した薪ストーブ屋さんと連絡がつかないという話でしたのでお受けしました。

そして、煙突掃除の際に煙突囲いを見たところ腐食が酷かったので写真で状況をオーナー様にご覧になってもらいました。

屋根と煙突囲いの立上りの取り合い部分が腐食しておりました。

このまま行ったら腐食が進んで、雨漏り等しますので、改修工事を提案しました。

実際解体して中を見たところ下地の木材も腐食しておりました。

 

築10数年でこの状態です。

原因と改善方法は見ればすぐ解ります。

『雨押え』が無いという事が原因です。

今回は取り合い部分に以前はなかった『雨押え』を付けています。

仕上がりは角トップと同じ黒色のガルバリウムでまとめました。

煙突掃除をする時、いろいろな所を観察しているんですが、煙突囲いにこの『雨押え』が無い施工というのを見ることがあります。

腐食しているような煙突囲いは雨押えがついていないケースが多い。

この『雨押え』、煙突囲いに関わらず、例えば建築の二階外壁と下屋との取り合い部分などで付けるものですが、腐食や雨漏りリスクが大分軽減されるので、それと同じ考えで付けた方が良いと思います。

新築の際、煙突囲いは薪ストーブ屋さんが施工するというものでは無く、建築工事の部分になるので、建築屋さんの防水に対する考え方が出る所なのかもしれません。

施主として『煙突囲いに雨押えついていますか?』と建築屋さんに聞くのはかなり上級者な質問かもしれません。

そして、防水に対する考えを聞くのも良い事だと思います。

 

 

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