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2023/02/18天板が暖まらない、暖まり難い薪ストーブもあります

宮城県気仙沼市に薪ストーブと煙突一部交換工事に行ってきました。

今回依頼を受けた内容は『暖かくないストーブだから交換したい』という案件でした。

これはよく有ることですが構造上薪ストーブの天板が暖まらないタイプのストーブがあります。

そういうタイプのストーブだと理解した上で、そのストーブを選んでいれば問題ないのですが、

薪ストーブの天板で料理することを楽しみにしていざストーブの上にケトルを置いてみても沸かない!となれば絶望的な気分になると思います。

薪ストーブを選ぶとき天板が300度まで上げられるストーブなのか、というのは大きなポイントだと思います。

天板を300度まで上げられる事で災害時ライフラインが切れた時の煮炊きも出来ますし、日頃から薪ストーブ料理を楽しむ事もできるのです。

今回は上の写真のストーブを『AGNI-C』へ交換と共に室内のシングル煙突を断熱材入り二重煙突へ交換しました。

直ぐに暖まらないストーブというのはドラフトが直ぐに得られない、というのも一つの理由になると思います。

煙突が壁出しの場合は特にそういう場合が多く、壁から煙突を出す場合はなるべく横引きは短く、ドラフトを安定させるためには断熱材入り二重煙突にすべきだと思います。

また既存の煙突の状態だと煙突掃除がやり難いので横引き部分を掃除しやすいように蓋つきの90度T字管を付けました。

 

施主様に話を聞くと、今回でストーブは3台目になるそうです。『もう失敗したくない』という事を直接聞きました。

薪ストーブの選択も煙突設計もしっかり納得した上でプロの薪ストーブショップで設置したほうが間違いないです。

 

価格が安いから、と簡単に安いほうを選ぶのも後から後悔することがあります。

値段が高いのには理由があります。相見積りで安い方を選ぶのは個人の自由です。

弊社は他社との相見積りで大体負けます。

他社の見積を見せられる事もありますが、安くなる理由は簡単に解るんです。

室内をシングル煙突にする、というのは一番簡単な方法です。

ですが弊社はシングル煙突は口元以外では使いません。

他社施工のシングル煙突を断熱材入り二重煙突に交換した事は数えきれない程やっています。

 

最初から断熱入り二重煙突にしておけば良いのですが、安いからシングル煙突の方を選んでしまうんですね。

本当のコストパフォーマンスというのは持続性ですので永い目でお見積りを見比べてもらいたい、とは思います。

 

 

 

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