ただいまメインストーブとして燃焼しているAGNI-C。
針葉樹の使用を目的にされてる方も多いので、当店でも実験的に杉だけを燃焼しております。
前置きとして、針葉樹が使えるというのは大体のストーブが使えます。
よく言われるのが針葉樹は火力が強いから燃焼室が熱に強いものじゃないといけない、とか。
薪ストーブは元々熱に強く出来てるので天板の温度計で温度管理すればどのストーブも大丈夫で、
針葉樹のデメリットとして火持ちがしない点が挙げられると思います。
比重が軽く直ぐにメラっと燃え尽きちゃう。
そこで空気を絞っても、うまくいかず燃え尽きるか、くすぶってしまう。
私が知りたい事は杉だけを焚いて、どれだけ火持ちがするか、どれだけクリーンな排気か、どれだけこの展示場を暖めてくれるのか、という3点です。
杉だけをここ一週間ほど焚いていますが、結果的にこの3つの問いに対して非常に満足のいく答えがでました。
杉は薪ストーブユーザーに嫌われているところがあって、杉をタダでくれるというのに嫌がる人もいるくらいです。
このストーブを使う事で、杉が輝いて見えてくると思います。
触媒二つ使っているので、触媒交換時期に出費はありますが、それを補えるだけの価値はあると思います。
先日、解体業をされている方がご来店されて、気に入って頂きご契約されました。
建築の柱や梁など主に針葉樹ですので、ベストな薪ストーブだった様です。
しばらく展示場で杉だけ焚いています。是非この性能をお確かめください。