一関市の既存住宅に薪ストーブ設置をしてきました。
今回のお宅は二階にリビングがある家でした。
薪ストーブをどこに設置したらよいのか、まずはそこからのご相談でした。
通常、薪ストーブは家族みんなが集まってくつろぐリビングが設置場所として理想ですが、今回は二階リビングという事が条件です。
実際問題、薪を二階に毎回持っていくというのは大変です。
一階に使われていない部屋が一室ありました。
今回はこの部屋に薪ストーブを設置する提案を致しました。
ただ設置するのではなく、閉じた空間を開放して、第二のリビングを作る提案です。
まず提案をわかりやすく伝えるパースを作成しました。
扉と壁を思い切って取っ払い、木で化粧する提案です。
開放することによって熱が家全体に行き渡り二階のリビングまでも暖かいという事を目指しました。
実際施工した写真が以下になります。
施主様が不安になる事。実際どうなるの?という事だと思いますので、施工後のイメージとの差異が少ないよう出来るだけリアリティを追求したパースを製作します。
これで二階のリビング、家全体が暖まりやすくなり薪ストーブの熱を有効活用できるようになりました。
一階にもリビングが出来て、くつろげる場所が増えるという事は悪い事じゃないと思います。
私の予想では冬期は薪ストーブのある一階のリビングの方が家族が集まる機会が多くなるんじゃないかなぁ、なんて想像しています。
部屋で区分けされた家は薪ストーブの熱が有効活用出来ないケースが多々あります。
今回の提案として、『閉じた空間を開放するリフォーム』は薪ストーブがあってこそ成り立つリフォームだと思います。
それぞれのお客様にあった提案やっていきますので、相談してもらえると嬉しいです。