今朝、薪ストーブ炉内で鮭を焼きました。
薪ストーブ炉内を使った料理のほとんどが五徳を使って台を作り、その上に調理したいものを置くというのが定番です。
その方法だと薪を熾き状態にして五徳を置く為、暖房機能としては一時的に弱くしなくてはなりませんでした。
また、五徳をセットする事と調理後に熱くなった五徳を回収するのも一苦労ですよね。
私はもっと気軽に薪ストーブ炉内を使って調理できないか、と考えています。
簡単な方法の一つは前回のブログの焼き芋のようにホイルで包んで炉内の端っこに置く調理方。
もう一つは今回提案するサイド扉のあるストーブでできる調理方。
調理法といってはいますが、個人的にやっている事です。
調理道具として、展示場に10年以上置いてあって売れてなかった3,000円の鋳物皿に取っ手が取り外し可能のものがあったので使いました。
これはさらに専用の木板まで付いているんですよ。なんでこんな良いものが売れなかったのだろう、と思いました。
ポイントはサイド扉から出し入れできるサイズのものを選ぶという事。
天板はAGNI-Cのベストゾーンの温度帯に達しています。テーマとしては暖房能力を下げずに炉内調理をするという事なので大事な所です。
そしてどこに鮭をセットするのかというと、サイド扉です。
この鋳物皿がどのようにバランスよく置かれているのかというと、サイド扉の枠を支点にして薪に直接置いています。
テクニックとしては薪の置き方が肝心な訳です。
約5分ずつ裏表焼いて10分でいい感じに焼けました。焼き加減は目視でチェックして時間は特に気にしていませんでした。
今日の夜はこの方法で焼き鳥をやるつもりです。