昨日今日で連続でAGNI-Cの取扱い説明に行ってきました。
当展示場では薪ストーブの燃料は杉をメインとして使用しておりますが、薪ストーブって杉も焚けるんですね!と驚く方は未だに結構いらっしゃります。
逆に針葉樹の焚けないストーブってあるんでしょうか?
無いと言っても良いですが、あまり針葉樹を使用しない方がいいストーブというのがあります。
それは単純に弱い脆いストーブなんだと思います。
そういうストーブはナラとか広葉樹をメインで焚いていても壊れるのは早いですし、当店ではお薦め出来ないストーブとなると思います。
針葉樹の使用は控えた方が良いと取説に書いてあるストーブがあれば自ら脆いですと告白してるような気がします。
AGNIは外装も火室もほぼ鋳物で出来ていますが、最近のストーブは外装が鋳物でも火室はバーミキュライトや耐火レンガなどで鋳物に直節火が当たらないよう守られていて熱に対して強いので針葉樹も大丈夫なストーブが増えてきました。
しかし、バーミキュライトや耐火レンガなどの素材は衝撃に弱いので薪をくべる時安心できないんです。
AGNIは火室も鋳物ですが、火室のフレームは特別なんです。ダクタイル鋳鉄が使われています。
ダクタイル鋳鉄はもはや焚付作りの定番ともなっているキンドリンクラッカーにも使われている鋳鉄です。
キンドリンクラッカーってどうやって使うのかというと、丸太をキンドリンクラッカーにセットしてハンマーで思いっきり叩いて使うものです。
つまりそんなダクタイル鋳鉄を火室の素材としているストーブのAGNIはとにかく強くて丈夫という事です。
さらにAGNIは鋳物の厚みが他の鋳物ストーブより分厚いという点も私がAGNIを最強の鋳物ストーブとお勧めする点です。
それは重さが物語っていてAGNI-Cは240キロあります。設置工事をすると他のストーブが軽く感じますね。
購入したストーブが壊れず末永く使えるというのが本当のコスパだと思いますし、外装も火室もほぼ鋳物でできた本物の鋳物ストーブは今の時代なかなか無いですよ。
比類するようなストーブもありませんので、AGNIは唯一無二の存在と言えると思います。