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2024/11/15タフでスケールの大きい4300ミレニアム燃焼出来ます

展示場に新製品が入りました。

メーカーはクアドラファイヤで機種は『4300ミレニアム』です。

第一印象は「デカい」。

昨今は大型ストーブが新たに市場に出るのが珍しいですが、久々にデカいと感じました。

住宅の高気密高断熱化で絶滅危惧な大型機種ですが、それでもこういう高出力の薪ストーブというのはまだまだ需要があると思います。

日本には残すべき素晴らしい古民家もありますし、大きい空間を暖めるパワーのあるストーブも必要と思います。

この天板の広さは私が見た中では最大級に大きいと感じました。

薪ストーブの天板にたくさん鍋やフライパンやケトルなど一斉に使えるので、薪ストーブクッキング推進派の私も垂涎ものです。

炉内もデカいです。

普通の薪ストーブは横が広いのが一般的なのですが、このストーブは奥行の方が広いです。

これは薪のセットがしやすいので着火や薪の追加もやりやすいと思います。

もちろん炉内の調理もやりやすくダッチオーブンを直で炉内に入れる調理なども向いています。

分厚い鋼板製で、壊れにくさも高水準です。

 

お勧めできる新商品です。

是非展示場でご体感ください。

 

 

2024/11/07薪ストーブ炉内で五徳を使わず焼き魚

今朝、薪ストーブ炉内で鮭を焼きました。

薪ストーブ炉内を使った料理のほとんどが五徳を使って台を作り、その上に調理したいものを置くというのが定番です。

その方法だと薪を熾き状態にして五徳を置く為、暖房機能としては一時的に弱くしなくてはなりませんでした。

また、五徳をセットする事と調理後に熱くなった五徳を回収するのも一苦労ですよね。

 

私はもっと気軽に薪ストーブ炉内を使って調理できないか、と考えています。

 

簡単な方法の一つは前回のブログの焼き芋のようにホイルで包んで炉内の端っこに置く調理方。

もう一つは今回提案するサイド扉のあるストーブでできる調理方。

調理法といってはいますが、個人的にやっている事です。

 

調理道具として、展示場に10年以上置いてあって売れてなかった3,000円の鋳物皿に取っ手が取り外し可能のものがあったので使いました。

これはさらに専用の木板まで付いているんですよ。なんでこんな良いものが売れなかったのだろう、と思いました。

ポイントはサイド扉から出し入れできるサイズのものを選ぶという事。

天板はAGNI-Cのベストゾーンの温度帯に達しています。テーマとしては暖房能力を下げずに炉内調理をするという事なので大事な所です。

そしてどこに鮭をセットするのかというと、サイド扉です。

この鋳物皿がどのようにバランスよく置かれているのかというと、サイド扉の枠を支点にして薪に直接置いています。

テクニックとしては薪の置き方が肝心な訳です。

約5分ずつ裏表焼いて10分でいい感じに焼けました。焼き加減は目視でチェックして時間は特に気にしていませんでした。

 

今日の夜はこの方法で焼き鳥をやるつもりです。

 

 

2024/10/28焼き芋が美味しい季節

まだ寒いというくらいではないですが、朝ちょっと肌寒いくらいの時に家では薪ストーブを焚いています。

私は冬のほとんどの調理で薪ストーブを駆使していますので、薪ストーブを焚く時は何か作りたくなるんです。

今回は煙突掃除に伺ったお宅で特大のサツマイモを頂いたので焼き芋を作りました。

作り方は簡単で、サツマイモを新聞で包んでびしょびしょに水で濡らしてからアルミホイルに包んで薪ストーブ炉内の直火の当たらない端っこに置いておくだけです。

AGNI-Cのサイド扉直下にセットしています。時間的には特大サツマイモだったので余裕もって1時間くらい置いておきました。

焼き芋を割ってみたところ美味しい焼き芋が出来たと確信しました。

 

2024/10/18他社煙突施工をオリジナル部材を使って是正

岩手県北上市の既存煙突を是正工事に行ってきました。

まずは是正前の状況をご覧ください。

なにも言わなくとも解ると思いますが曲がっています。下地の無い所に控え金具を固定しているので壁がへこんでいます。

とある薪ストーブ屋さんの施工だそうです。

現場状況的に難しい煙突施工というのは理解できますが、しっかりとした仕事が出来ないのであれば断る事も大切かと思います。

 

既存の煙突を解体して開口を利用して新規に煙突を取り付けるという依頼を頂きましたが、

直ぐには良いアイデアが出ずにお客様には待って頂きました。

ようやく煙突設計が決まり、やはり既存の部材、方法論では出来ないのでオリジナル部材を製作して挑みました。

以下は新規に弊社で取付した煙突です。

なにがオリジナル部材かというとこちらのアングル架台です。

コンクリート土間からアングル架台を立ち上げて煙突の荷重を支えました。

また窓下端の下地を利用して壁からも控えを取りました。

既存住宅で煙突を取り付ける際、煙突を取り付ける為のしっかりとした下地が大事です。

しっかりとした下地に取り付ければ何年経っても建物が健在であれば煙突を保持出来ますが、

今回の是正前の煙突施工のように下地が無いところに支持すれば、最初は綺麗に見えても1年、2年と経る毎に曲がったりへこんだりするという事です。

 

今回はそういった例をブログ読者に見せられたのは良かったと思いますが、こういう是正工事が起こらないような薪ストーブ業界であって欲しいですね。

2024/10/04南三陸の海藻を活用した海を臨むカフェ「SEASON」

宮城県南三陸町で設置した薪ストーブの取扱い説明にいってきました。

南三陸の海を臨むカフェ「SEASON」さんです。

薪ストーブシーズンも近いという事で取扱い説明に行ってきました。

営業日でない日でしたが美味しいコーヒーも頂き、今度は営業日に子供を連れて行こう!と思いました。

選ばれたストーブは国産メーカーのAGNIの「AGNI-C」です。

国際的な薪ストーブの祭典プロゲットフォーコで高い評価を得た事で今後は世界に知れ渡る存在となると思います。

欧州の性能テストで飛びぬけた数値を叩き出したのがその一端のようです。

データどうこうより現場で焚くのが一番で、他との違いが判ります。

SEASONさんは海藻を活かし、南三陸という土地をフルに活用した魅力あるお店です。

南三陸にお立ち寄りの際はお勧めのスポットです。

冬はAGNIも鑑賞できます。

 

 

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