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2023/03/15テレビの場所を薪ストーブに譲ってもらう

一関市の既存住宅に薪ストーブ設置工事に行ってきました。

既存住宅で薪ストーブを設置しようと考えた時、薪ストーブ置く場所無いなぁ、と思いがちですが意外と置く場所は作れます。

例えばテレビの所。

テレビは大体リビングの特等席に居るのですが、そこを薪ストーブに譲ってもらってテレビを別の場所に配置するのも一つの例だと思います。

エアコンを鑑賞する人は家電マニアくらいしかしませんが、薪ストーブの炎は鑑賞に堪え得るものがありますのでテレビの座を譲ってもそれだけの価値はあると思います。

 

外観も元から素晴らしく煙突が似合いそうでした。

想像通り煙突が映えていました。

 

 

2023/03/10薪ストーブを設置したい、という強い意志

宮城県気仙沼市の既存住宅にストーブ設置工事に行ってきました。

今回の依頼主は弊社で薪ストーブ設置したオーナー様からのご紹介でした。

お話しを伺うと電気代が高い、というのは切実でしたし、これからは薪を作る事を一生の仕事にしたい、と仰っていたのが印象的でした。

薪を作れる環境にありましたので問題無いと思われたのですが、建築した建築メーカーに壁や天井に穴を開けることはダメだと言われたそうです。

気密が取れなくなるし保障もできない、と。

建築した建築メーカーが言う事は一番だと思いますし、弊社がそれに対して否定も同意も言う事は無いですが、施主様がそれでも構わないから薪ストーブを設置したい、という強い意志がありましたので協力させて頂きました。

施主様は元大工でしたので、自ら壁を開口して頂きました。

外壁はタイル、構造は軽量鉄骨造。あまり経験のない工事になりましたが、事前に試行錯誤して挑みました。

設置した薪ストーブはヨツールのF400BP。弊社の展示品にて通常より値引きしました。

今回のストーブ設置工事は薪ストーブを設置したい、という施主様の強い意志で可能になった工事です。

この強い意志がなければやれなかったと思います。

 

 

 

2023/03/03炉台の大きさについて

一関市にストーブ交換工事に行ってきました。

既存のストーブからLEDAの『アレグラ500』に交換してきました。

弊社で施工したストーブと煙突ではなかったのですが、煙突掃除や薪配達を任せていただいており、今回ストーブ交換を任せていただきました。

ここの薪ストーブ周りはかっこいいの一言です。

絵になる空間ですよね。

 

建物の規模の問題もありますが、薪ストーブ設置場所の空間を小さく作るより大きく作る方が間違いなく充実した空間になります。

薪ストーブの炉台のスペースを小さく作るというのは後の後悔ポイントになるかと思います。

 

薪ストーブ周りに置くものとして大きいのが薪。

薪を2,3日ストックできる場所はあると楽だと思います。

炉台が狭いと気になるのが、ストーブの扉の前。

ストーブの扉を開ける時、灰が落ちたり、薪から爆ぜった火の粉がフローリングに落ちたりするのが気になると思います。

ストーブの炉台は灰や木屑が落ちることは日常茶飯事なので、そのことを考慮した炉台設計は必要だと思います。

平面で言えば少なくとも1200mm×1200mmの空間は最低限あったほうが良いと思います。しかし、薪はあんまり置けないとは思います。

 

ちなみに私の自宅の炉台は約2000mm×1500mmの空間でちょうど良かった、と満足しています。

今日のブログ写真の炉台サイズはそれより横が大きいと思います。

 

2023/02/23換気用の囲いを煙突の囲いに利用

一関市の既存住宅に薪ストーブ設置工事に行ってきました。

今回の住宅は薪ストーブをまだやっていないはずなのに屋根に既に煙突らしきものがありました。

これは熱を逃す為の自然換気で利用していた煙突のようです。

今回これを薪ストーブの煙突で利用したいという事でした。

施主様が建築業を営んでおりましたので、大工工事はすべてお願いしました。

そして見事にチムニーフラッシングが付きました。

 

今回は屋根の煙突位置も決まっていましたし、ストーブを置く位置も決まっていましたので、当店では珍しい曲り煙突、しかも二段階で使いました。

二階で一回曲げて、

一階で二回目曲げました。

一階で使用された曲がり管は「SCS匠」の135度管です。

曲がり管が二段階だと煙突掃除でブラシを入れる際、力が必要になり負荷が大きいので、135度管の下端の蓋を外してブラシを入れられるように致しました。

当店のこだわりとしては、煙突掃除を如何にやり易くするか?という事ですが、今回は二段階曲げという条件の中での最善の選択をしたと思います。

そして、設置された薪ストーブはAGNI-C。私の自宅で愛用しているという贔屓目も無いと言ったら嘘になりますが、自信を持ってお薦め出来ます。

電気代高騰の中、オール電化のお宅でしたが薪を作れる環境がありましたので、薪ストーブ導入という選択は必然的だったようです。

オール電化に薪ストーブをプラスすると、お互いのメリットデメリットを補いあって最高の組み合わせではないか、と私は思います。

 

 

 

 

 

 

2023/02/18天板が暖まらない、暖まり難い薪ストーブもあります

宮城県気仙沼市に薪ストーブと煙突一部交換工事に行ってきました。

今回依頼を受けた内容は『暖かくないストーブだから交換したい』という案件でした。

これはよく有ることですが構造上薪ストーブの天板が暖まらないタイプのストーブがあります。

そういうタイプのストーブだと理解した上で、そのストーブを選んでいれば問題ないのですが、

薪ストーブの天板で料理することを楽しみにしていざストーブの上にケトルを置いてみても沸かない!となれば絶望的な気分になると思います。

薪ストーブを選ぶとき天板が300度まで上げられるストーブなのか、というのは大きなポイントだと思います。

天板を300度まで上げられる事で災害時ライフラインが切れた時の煮炊きも出来ますし、日頃から薪ストーブ料理を楽しむ事もできるのです。

今回は上の写真のストーブを『AGNI-C』へ交換と共に室内のシングル煙突を断熱材入り二重煙突へ交換しました。

直ぐに暖まらないストーブというのはドラフトが直ぐに得られない、というのも一つの理由になると思います。

煙突が壁出しの場合は特にそういう場合が多く、壁から煙突を出す場合はなるべく横引きは短く、ドラフトを安定させるためには断熱材入り二重煙突にすべきだと思います。

また既存の煙突の状態だと煙突掃除がやり難いので横引き部分を掃除しやすいように蓋つきの90度T字管を付けました。

 

施主様に話を聞くと、今回でストーブは3台目になるそうです。『もう失敗したくない』という事を直接聞きました。

薪ストーブの選択も煙突設計もしっかり納得した上でプロの薪ストーブショップで設置したほうが間違いないです。

 

価格が安いから、と簡単に安いほうを選ぶのも後から後悔することがあります。

値段が高いのには理由があります。相見積りで安い方を選ぶのは個人の自由です。

弊社は他社との相見積りで大体負けます。

他社の見積を見せられる事もありますが、安くなる理由は簡単に解るんです。

室内をシングル煙突にする、というのは一番簡単な方法です。

ですが弊社はシングル煙突は口元以外では使いません。

他社施工のシングル煙突を断熱材入り二重煙突に交換した事は数えきれない程やっています。

 

最初から断熱入り二重煙突にしておけば良いのですが、安いからシングル煙突の方を選んでしまうんですね。

本当のコストパフォーマンスというのは持続性ですので永い目でお見積りを見比べてもらいたい、とは思います。

 

 

 

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