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2023/01/04一月は初売りセールやっています

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いします。

 

本日1月4日から暖欒工房CHIJOの2023年が始まりました。

 

今月は初売りセールとして、薪ストーブと煙突設置工事をご契約の方に限り「展示薪ストーブ50%OFF」というセールをやっています。

AGNIはセール対象外になりますが、それ以外の展示している薪ストーブは対象となりますので、是非この機会に薪ストーブを導入してみてはいかがでしょうか?

2022/12/29今年一年ありがとうございました

今年一年ありがとうございました。

今年は私自身が薪ストーブライフをスタートさせる事が出来た年となりました。

これからは薪ストーブユーザーと同じ目線で伝えられる事もあると思います。

 

新築の家に住み始めて約一か月経過したところなのですが、

すごく控え目に言っても『最高!!!』です。

ちなみに住む前に撮ったストーブ周りの写真がこちら。

住んで一か月経過して生活感のある写真がこちらです。

薪ストーブで使用する着火剤やライター等の子供に触られたくないものは高い位置に置き場をまとめて、地震等で落下しないよう突っ張り棒で固定しました。

小さなお子さんの居る家庭で一つ提案出来る事かな、と思います。

 

やっぱり薪ストーブがあれば冬が楽しくなります。超単純計算で人生の4分の1が楽しくなるようなものです。

そんな薪ストーブライフの楽しさもこれからドンドン伝えていきたいと思います。

とりあえず来年はこのブログをもう少し更新できるようがんばります!

 

新年は1月4日から営業いたします。

 

2022/11/18『薪ストーブの家』見学会、開催致します

6月に着工致しました暖欒工房CHIJO店長の家がようやくお見せ出来る形になってきました。

せっかく薪ストーブ屋の店長が設計し、薪ストーブを導入した家なので、これから薪ストーブを導入検討している方、または建物探訪したい人に2日間予約制で公開したいと思います。

 

日時は11月26日(土)、27日(日)9時から16時まで 予約者のみ(ご来場人数をお知らせください)

車で暖欒工房CHIJO展示場に来店し、受付後現地へご案内致します。

 

設計者の視点で言えば、薪ストーブが設計に及ぼす影響は大きいと思います。

薪ストーブの暖房力は家全体を暖める力があるので、スカッとした空々とした間取りが出来ます。

スカッとした間取りは壁が少ないので光も取り込み易く明るい。

風通しも良いので暖かい時期の室内の熱を逃がして心地良い。

暖かさは設計の重要な要素で、それを最大限発揮する場所として、家の中心に国産薪ストーブ『AGNI』を設けました。

煙突は最も美しい国産煙突『SCS匠』

炉台はフローリングからほぼフラットにタイル仕上げ(タイルはお客様からの頂きものです)。

炉壁は弊社でお勧めする素材『スカモール』にライトグレーの聚楽左官仕上げ。スカモール自体軽量なので浮かせて設置して掃除をしやすくしています。

素材でいえば、玄関外壁からケヤキを使用し、構造材、内装材でふんだんに木を使っています。

使用した木は杉、ヒノキ、ケヤキで日本の木です。木の持つ自然の力というのを感じてもらえればと思います。

 

薪ストーブ一台で家全体が暖かい。ただそれを体感し理解して頂ければ良いと思っています。

薪ストーブを導入予定の方は家を設計する前に薪ストーブの暖房能力を正しく理解していると、設計が変わってくると思います。

2022/10/30素敵な洋館『びすとろアバロン』さん

薪ストーブ設置工事の繁忙期にて椅子に座ってる時間があまり無く、久々の更新になりました。

そんな中、宮城県松島へ薪ストーブ設置工事にいってきました。

松島のホテル、『びすとろアバロン』さんです。

見た通り素敵な佇まいです。

急勾配な屋根とあって足場を設置して頂きました。

屋根はスレートで難易度の高い工事ですが、いつも信頼をおいてる板金屋さんで頼りになります。

 

小屋裏はこのように鉄骨造となっていて、こちらも難易度の高い施工を求められます。

鉄骨造に煙突施工は前例として経験がありましたが、前段階として試行錯誤してから挑みました。

煙突の取合い部分のフラッシングはスレートを壊さないようスレートを外す所から大変でしたが、うまく納まったと思います。

やっぱり頼りになる板金屋さんです。

設置された薪ストーブは『AGNI-C』

あいかわらず自信を持ってお勧めできるストーブです。

設置場所は狙った場所に置けて安心しました。

もとから雰囲気の素晴らしいホテルですが、さらにその魅力が増したのならばうれしく思います。

食事も素晴らしいですので、松島に訪れる際は是非お薦めです!

2022/09/01屋根について考えた事

自分の家の煙突一期工事を行いました。

せっかくなので屋根について考察した事を簡単に書いておきます。

屋根勾配は4寸です。屋根に登りやすい勾配と言えば経験上4寸までなので4寸になっております。

メンテナンス性、機能性含めこの形が一番良いとお勧めしているチムニーフラッシングタイプ。

煙突のメーカーは国産煙突「SCS匠」。

煙突トップのメンテナンスを考えれば登りやすさを考慮すべきで、ちょっとしたハシゴで登れる高さの軒高の場所を設けています。

当たり前ですが煙突、ストーブ関係は普段からお客様にお勧めしてる通りの事をやってます。

 

この家の屋根には煙突以外の設備として、天窓と棟換気があります。

煙突、天窓、棟換気は職人の技術によっては雨漏りリスクがある設備ですが、毎回煙突工事でお世話になっている板金屋さんにお願いしました。

仕事を一緒にやるなかで信頼していますので、その辺は全く心配いらなくて助かりました。

 

屋根材は色が銀黒の立平葺ガルバニウムを選びました。

立平葺の構造を見れば防水性が高いのが解りますし、長尺の縦の線がダイナミックでスッキリしているからいいな、と屋根を沢山見てきてそう思っていました。

煙突囲いも屋根と同材同色で統一し、煙突の黒色と相まってかっこよく仕上がってとても気に入っております。

天窓は煙突のすぐ下に設定しました。 煙突囲いと天窓が繋がってユニットみたいな感じで良かったと思っています。 

この煙突囲いと天窓の枠は屋根の上で作ったのではなく、地上で作って屋根に持っていったんです。 こういう作り方もあるという方法の一つです。

あらかじめ作っておくと、屋根施工がスムーズに行くと思います。屋根は早く施工しないと雨の影響を受けますから。

 

室内から天窓を見上げると煙突トップが見えるんですよ。 仕事柄、煙の状況など観察したいのでこれは良かったです。

 

 

棟換気は外壁、屋根の熱をうまく抜く為に大事な設備です。

棟換気の施工までを巻き戻してみると、棟の先端に熱を逃がすスリットがあります。

その下には通気用の材があって屋根の熱を逃がす構造になっています。

断熱材の厚みを分厚くする事も大事ですが、通気をしっかりして自然に熱を逃がすことはもっと大事だと思います。

 

薪ストーブは家全体を暖めるので家のほぼ中心に設置しましたし、天窓も家の中心に光を届けてくれて、建設中の現場でも明るさを実感しています。

窓は沢山付ければ、それだけ熱損失が大きいので適切な場所に無駄無く設計するのが良いと思います。

天窓は一個あるだけでも光も風抜けも抜群に効果的。 窓配置だけでも結構考えるに値しますね。

 

こうして書いてみると屋根一つ取っても設計で考えるべき事は沢山あります。これ以外にも色々あるんですが割愛します。

 

日々出来上がってくる家を見て施主としてワクワクします。

その一方、設計、監理者として気を張り詰めています。

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