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2022/07/20STAND BY HOME+FP+薪ストーブ

一関市の『STAND BY HOME』の展示場に薪ストーブ設置しました。

STAND BY HOMEのコンセプトは平屋をベースにした設計で空間作りはダイナミックでとても薪ストーブに適していると思います。

一関のSTAND BY HOMEは川崎工務店さんがフランチャイズしておりますが、川崎工務店さんの強みとして断熱で『FP工法』を取り入れている所だと思います。

実際薪ストーブを設置に行った時、外は暑いんですが室内に入った際クーラーもついていないのにひんやりとした空気を感じ、断熱が効いていると実感ました。

 

そこへ今回、展示用ではありますが、薪ストーブは『AGNI』と煙突は『SCS匠』と弊社でお薦めする国産品を二件分設置致しました。

今回設置した2件はSTAND BY HOMEのラインナップの中の『YAT』『CARRE』です。

設置場所はここがベストというくらい自然に馴染んでいますので、STAND BY HOMEで薪ストーブを導入予定の方は参考になるかと思います。

是非一関の展示場に足を運んでみてください!

 

 

 

2022/07/14暖欒工房CHIJO店長の家を作っています

しばらくぶりのブログになります。

更新する余裕が無かったのが理由で、その原因でもありますが、私、暖欒工房CHIJO店長の家作りが6月から始まりました。

一応二級建築士を持っている私が基本の設計を自分でやり、一級建築士である社長に知恵を得ながら作っております。

この家作りは暖欒工房CHIJOで店長として働きながら得た知見を活かす場だと思っていますし、勉強の場でもあります。

 

6月から着工した家作りですが、弊社に山積された木材を構造材にするためカンナ掛け、墨付け、刻みの大工作業が始まりました。

青空の下、弊社事務所の敷地内で一気に行われました。

もはや現代では珍しくなった大工さんによる手刻みですが、やはり凄い技術でこの技術が失われたら大変な日本の損失だと思いました。

やっぱり日本の大工の手仕事はいいね、と思って頂くようにこの家は構造を現す造りの設計となっています。

プレカットの便利さというのは素晴らしいと思いますし、大工の手仕事も素晴らしいので、どちらも共存すると良いと思っています。

今回、梁、登り梁等は手刻みですが、土台や柱などはプレカットです。

この建物に大工の手刻みと工場プレカットが共存するハイブリッドとなっております。

 

そして、加工が始まって約一カ月して建て方。

一度も組んだことのないものを、本当に一発勝負で組めるんだろうか?と私は要らない心配をしていたんですが、やっぱりプロでした。

前出のブログで、木造は構造体だけで美しいと書きましたが、こうやって組まれて立体として現れ出てくると感動します。

この構造体がなるべく隠れないような設計をしています。

断熱は外断熱、天井は現し、壁は出来るだけ真壁、そして大きな吹き抜け。

薪ストーブの暖かさというのは誰よりも信頼していますので冬は間違いなく大丈夫。

心配すべきは夏の暑さだと思っています。

この建物は昨今の高気密高断熱のレベルとは言えないので

出来るだけ熱を自然に逃がす事を考えていました。窓配置なんかは結構考えたと思います。

 

自分がどのように考えて家作りをしたかということはお客様にアドバイスする上でも役に立つと思います。

まだ上棟したばかりですが、時々家作りブログも書くかもしれません。

もちろんストーブ工事も煙突掃除もやってますからね。

 

 

 

 

 

 

 

2022/06/17古民家を活かしたリフォーム

一関市に薪ストーブ設置工事に行ってきました。

今回は古民家のリフォームの現場です。

現場に何度か訪れて現場監督とお話すると、古民家リフォームの大変さを感じました。

古民家にはその大変さを乗り越えてでも活かしたい魅力があると思います。

それは構造そのものです。

プレカットが主流の現代の木造で、このようなぐにゃぐにゃ曲がった木を上手く組むというのはなかなか難易度も高く、それだけに価値が見い出せると思います。

私見ですが、木造は構造だけで美しいと思うので柱とか梁とか現しの建物を見るとかっこいいなと思っちゃいます。

弊社の展示場が正にそれなんです。

 

今回設置されたストーブはまたしても国産鋳物薪ストーブ「AGNI」です。

当初の予定は海外の薪ストーブでしたがリフォーム工事の工期が思ったより伸びて、その間に選んだ薪ストーブの廃番が発表された事によりストーブを選びなおすという紆余曲折がありました。

結果的に良い薪ストーブが選べたと思います。

大変なリフォーム工事だったようですが素晴らしい建物だと思いますし、携わった方々本当にお疲れさまでした。

 

 

 

2022/05/31他の煙突とは一線を画す「SCS匠」

展示場のメインストーブ(現在AGNI-C)で使用している煙突を一部『SCS匠』に変更しました。

『SCS匠』は他の煙突とは明らかに違います。

他の煙突と比べることにより、その違いを解っていただけると思います。

T字管から下をSCS変換アダプターをジョイントして全て『SCS匠』に変更しております。

ジョイント部分をみれば、煙突のロッキングバンドの違いが解ると思います。

上が通常のロッキングバンドのおさまり方です。

下はSCS匠のおさまり方で、煙突なりにフラットにおさまります。

おさまりがシームレスで美しいという事だけではなく、この違いがどのように影響してくるかというと、埃が積もらないという事に繋がると思います。

通常のロッキングバンドの上に埃が溜まっているケースを様々なお宅に煙突掃除をしてきて頻繁に見ていました。

この煙突のロッキングバンドにのった埃を取るために足場を組んだり危険な思いをしたくはありませんから、そのままにしてる事ってあるんですね。

また明らかに違うポイントは塗料です。

サテン塗料を使った黒色粉体塗装の美しさは実際に見てもらいたいところですし、触ってもらいたいところです。

その触り心地から擦り傷や指紋がつき難い強さを感じると思います。

煙突掃除をする時、煙突を外したりして触ったりしますので、これがすごく安心感があるんです。

 

煙突掃除する時、室内側から行う事は今や当たり前で、煙突を室内側で外せるようスライド管を使用するのですが、

『SCS匠』だけのオリジナルのスライド煙突があります。

その名も「スペシャルスライド」。

今回初めてこの展示場で使用しましたが、これは素晴らしい部材です。

パッと見ではスライド管が使われていないように見えるんですが、実は使われていて、口元のシングル管が「スペシャルスライド」の中へ入ってスライドしていく造りなのです。

この構造の利点として、スライド管に通常は存在する「継ぎ目」が無いという美観の良さ、と煙突掃除の度にスライドさせる部品ですので、通常だと可動域にすり傷が生じるのですが、

継ぎ目が無い「スペシャルスライド」は擦り傷が生じる可能性は皆無、0%です。

 

まとめとしてSCS匠の他の煙突と一線を画す所以は、極力継ぎ目を感じさせないシームレスさと、塗膜の美しさと強さにより、その美しさを永続的に保てる所だと思います。

薪ストーブと煙突は永く使ってもらいたいと思っています。

いつまでも美しい煙突『SCS匠』。Made in Japan。お薦めの煙突です。

 

 

 

2022/05/21シェアハウスにAGNIと天然木テーブル納めました

いろいろ仕事が重なり久しぶりの投稿になりましたが、ストーブ設置工事も行っておりましたのでまたちょいちょいブログ書いていきます。

 

今回は遠野でリフォーム中のシェアハウスに設置に行ってきました。

東京から移住してきて農業などの活動をしている若い女性のシェアハウスです。

話をしていて思ったのは、もう既に地に根付いた感じで、いい意味で『東京の人という感じが無い』女性達で、遠野の地元の人と言っていいくらい馴染んでいました。

今回も国産薪ストーブAGNIが設置されました。

一年以上販売してきて台数も一番出ているのですが、全く不具合が出てこないし聞こえてこないのでやっぱり良いです。

スチールフロアプレートの置き方は、薪ストーブの開口部前の空間を広くとる事でドアを開けた時に爆ぜったり灰や熾きが落ちても安心で良いと思います。

シェアハウスに大きなテーブルを、という事で天然木テーブルを設置させていただきました。

薪ストーブの火を見ながら生活をするというのは、東京だとなかなか難しい。

薪ストーブを導入するだけで一つ、田舎で生活する事の良さが得られると思います。

 

 

 

 

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