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2021/12/03小さいストーブから大きいストーブに交換

岩手県奥州市にストーブ交換に行ってきました。

お客様のストーブ交換の動機は『暖かくないから』という理由。

乾燥した薪を使用して正しい使い方をしているという条件であれば単純に今より大きい薪ストーブに変えるだけで暖かくなります。

ただし、薪の入る容量が大きくなるので薪の使用量は多くなります。当然の事ですが。

 

既存のストーブはヨツールの『F602』。ヨツールのラインナップの中でも小型に分類されると思います。

新規に導入したのが国産薪ストーブAGNIの最大機種『AGNI-C』。使用する薪が針葉樹メインという事もあり選ばれました。

大きい薪ストーブになれば熱量も高く薪の火持ちも良くなります。

 

薪ストーブの温度管理をするのに一番手っ取り早いが薪ストーブ用の温度計。

この温度計のようにストーブ天板に置いて、ベストまでしっかり温度を上げて、温度が上がったらそれ以上温度を上げない様、空気調整レバーで空気を絞るというのが薪ストーブのセオリー。(機種によって違うものもあります)

取扱い説明の際、ストーブの慣らし焚きをした後、宿題として『ベストゾーンである300度まで温度をきっちり上げて空気を絞る』という事を課題として言っています。

ビギナーにとってはこれが結構難しいと思いますが、これが普通の事であり正しい使い方なので早く覚えてもらいたいところなんです。

 

薪ストーブを焚くのが上手い人というのは、300度まで上げるのが早い人なんじゃないか、とは思います。

 

 

2021/12/01F8からF8へ交換

一関市へストーブ交換工事へ行ってきました。

先日売約となった『中古F8BBE』を早速設置いたしました。

以前設置していたのが、これまたF8だったのですが、内部の損傷がひどくなってきたため交換を考えていたところ展示場で格安の中古F8を見つけて、

慣れ親しんだF8に交換となりました。

 

今回は単に交換しただけではなく、煙突を背面出しにして、天板を有効に活用して調理等やり易くしました。

 

お客様から話を聞いたところストーブ設置以来10数年煙突掃除をした事がなかったそうです。

こちらに煙突等設置したのは他社ですが、「煙突掃除をしていないという事は危ない」、それを教えるのも施工者の使命だと思います。

そもそもメンテナンスの事を考えられていない施工で、これは大変だろうなぁ、と思いまして室内側から煙突掃除が出来るように改良しておきました。

 

薪ストーブを導入の際メンテナンスの事を考慮する事は当たり前ですが、他にも確認すべき点は多々あります。

良き薪ストーブライフを過ごすためにも、薪ストーブは薪ストーブのプロに任せた方が良い。

煙突交換やストーブ交換で、薪ストーブのプロが関わっていない施工を多数見てきているので実感を基にそう思います。

2021/11/27大事に永く使ってもらいたい

盛岡のリフォーム現場にストーブ設置工事に行ってきました。

屋根の上では雨が降ったり止んだり、みぞれっぽくなったりしてヒヤヒヤしながらの工事でした。

弊社オリジナル部品の堅牢なルーフサポートでがっちり煙突と屋根を接合。

実用新案登録の三重構造で防水するオリジナルフラッシングでコーキングに頼らない防水。

これらのオリジナル部品が煙突を屋根に立ち上げる事をお客様に自信をもって薦められる論拠でもあります。

 

煙突が貫通するロフト部屋の煙突周りは大工さん造作の木の囲いがあり、小さなお子様が化粧板を踏んだり何かいたずらしない様配慮がされていて優しさを感じました。

ストーブは国産薪ストーブAGNIの『AGNI-C』です。

リフォーム現場は柱や梁など構造材の木材が出るので、廃棄するのではなく燃料として利用できるのは薪ストーブの利点でもあります。

数ある薪ストーブ屋さんから弊社を選んで頂いたので、それが間違いなかったと思って頂くような施工、それは20年30年後に違いが出てくるような事かもしれませんが拘っていきたいところです。

末永く使ってもらえたら嬉しい限りです。

 

 

 

2021/11/27『中古F8BBE』売約済みとなりました

 『中古F8BBE』が売約済みとなりました。

中古ストーブまだ在庫ございます。引き続きよろしくお願いいたします。

2021/11/19杉などの針葉樹も焚いていきましょう

よく訊かれる質問。

「杉とかの針葉樹って薪ストーブで使えないんですよね?」

私の答えとしては、「今うちのショールームで針葉樹しか焚いていませんが、逆になにがダメなんですか?」

質問者はこう答えると思います。

「高温でストーブが傷むとか、火持ちがしないとか」

私はこう答えます、「天板に温度計置いて温度管理すれば大丈夫です。針葉樹が火持ちしないのはその通りです」

 

既に薪ストーブをご使用の方はご存じだと思います。『針葉樹は火持ちしない』という事を。

だから薪ストーブユーザーにとって針葉樹は価値の低い薪だったわけです。

では針葉樹が広葉樹と同じように火持ちすれば、どちらも同じ価値になるはずです。

 

それができるストーブが国産の『AGNI』というストーブなので、当店で一番人気となっているわけです。

 

間伐材など有効活用しよう、日本の荒れた森林を改善しよう、というならば広葉樹だけでなく当然杉なども活用しなくてはなりません。

針葉樹を広葉樹と同じ価値にするストーブがAGNIです。

 

杉などを薪にする利点も多数あって、入手が簡単、切ったり割ったりするのが簡単、着火性も良い。

薪ストーブビギナーにとって良いと思いますし、私は普通に燃料として優れていると思っていますので当展示場では積極的に使用しています。

もちろん乾燥していることが大前提です。未乾燥でも大丈夫な薪ストーブを私はまだ知りません。あったら教えてください。

 

薪ストーブユーザーの針葉樹に対する価値感が向上すればいいな、と店長の私は願っています。

 

 

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