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2021/05/27下屋の瓦屋根から煙突立ち上げ

宮城県大崎市のリフォーム現場に薪ストーブ設置してきました。

今回は瓦屋根の一階部分から煙突を立ち上げた施工です。

施主様は薪ストーブに前々から興味がありましたが、自分の家には設置出来ないんじゃないか、と思いこんでいたそうです。

何故かというと、二階の屋根は全面的にソーラーパネルを敷いていたという事もあり、やれるとしたら壁から出す煙突施工なのではないか、と考えていたそうです。

今回リフォーム中にご相談頂き、現場調査を行ったところ、リビングに下屋部分がありここであれば煙突を真っ直ぐ立ち上げられると判断しました。

掃き出し窓の前ですが、問題無く設置は可能で、防火のためヒートシールドを設置しておりますが衝立式なので取り外しも容易です。

このブログでも何度も書いておりますが、当店では壁出しの煙突施工は最終手段としております。理由は『良い事が無いから』、というのがシンプルな理由です。

リビングに設置できたのも良かったと思います。家族で一番見てもらえる場所ですからね。

家の中で炎が見れるというのは贅沢な事なんです。

取扱い説明はご家族で行いました。

息子さんはキャンプ好きなようで楽しみにしていたみたいです。

家の中でキャンプみたいな事が出来るのが薪ストーブの良さでもあります。

今回設置した薪ストーブ『AGNIーC』は天板が広くフラットなので調理はすごくやりやすいです。

天板の円形の部分は温度が上がりやすく、それ以外の場所は温度が上がりにくいので、

調理によって鍋の置く場所を変えるなんてことも出来るので面白いと思います。

また、ストーブ炉内にはオプションで専用の五徳をつけられ、これが使い勝手も良いのでお勧めです。

 

施主様にとっては「諦めかけていた薪ストーブ」を当店の提案で設置できたことに嬉しく思います。

 

 

 

 

 

2021/04/28危険な既存の煙突施工からの是正工事

花巻市にストーブと煙突交換工事に行ってきました。

既存ストーブは18年くらいご使用のダッチウエストのセコイア。

これを新規に最近バージョンアップされたヨツールF500SEの『ECO』に交換いたしました。

クリーンバーンの性能も良く、シンプル操作で使い勝手もメンテナンス性も良いので信頼できるストーブです。

 

今回特に問題があったのが既存の煙突だったのでそちらを詳しく記述します。

現地調査に伺った際、目についたのがこの状態の煙突です。

一点支持の金具が下に垂れ下がっています。

明らかに煙突自体が全体的に下がっております。

これはトップで煙突を固定していない、と直ぐに判断出来ました。

 

実際工事の際、角トップを開けてみると何も固定されておらず煙突がプラプラしておりました。

工事は煙突を全部はずしてから、トップで当店オリジナルの強固な支持金具で煙突を吊りました。

煙突囲いの下端では煙突囲い内専用のサポートで更に固定。

これで煙突が下がってくるという事はありえません。

そして、化粧板で収めました。

薪ストーブ屋からしたら、まぁ当たり前というか、普通だと思っているんですが、これが出来ていない施工というのがあって愕然とする事が良くあります。

既存の煙突のままだったらどうなっていたか、そのまま煙突が下がっていって煙突が外れて、ストーブを焚いている状態だったら火災になる可能性は高かったと想像できます。

 

薪ストーブに関することは薪ストーブ専門店の監修の元、施工することをお勧めします。

そうでないと火を取り扱っているので危険もありますし、今回のような手直しをする二度手間、二度出費にもなります。

 

新たな薪ストーブと煙突施工で安心して薪ストーブライフを楽しんで頂ければと思います。

 

ゴールデンウィーク期間中の休暇は5月1日,2日,3日の三日間頂きます。

その日以外は展示場は通常営業しております。このご時世ですが、感染症対策をしておりますので薪ストーブのご相談などお気軽にお越し頂ければと思います。

 

 

 

2021/04/26草葺の煙出しの所にチムニートップ

岩手県江刺に薪ストーブ設置工事に行ってきました。

今回は草葺屋根でのストーブ設置工事になります。

現場調査に伺った際は雪が降る中でした。赤い板金屋根で隠れていますが中は草葺です。

こちらの建物は中古で購入されたそうです。施主様はお若い方で、歴史ある建物がこうして引き継がれるのはいいですね。

そして、こういう建物こそ暖房能力が高い薪ストーブが活躍します。

しかし、草葺の屋根というのは施工が難しいものです。

施主様の薪ストーブを設置したい!という希望を叶えるため考慮した結果、

茅が少ない煙出しの所から煙突をチムニーフラッシングタイプで抜きました。

煙突囲いは建物のデザインにあったデザインにしたので違和感なく納まったと思います。

小屋裏はこんな感じです。

立派な草葺ですね。

小屋裏で曲り管を使って、ストーブの設置希望場所に煙突をつなげました。

設置した薪ストーブは中古のFA265です。

中古ですが大事にお使いになれば薪ストーブはそうそう壊れません。

 

やはり予想通り大変な現場でしたが、施主様の喜ぶ姿をみて癒されました。

寒い冬もこの薪ストーブで楽しく生活できることを願っています。

 

 

 

2021/04/16AGNIへ機種変更、SCS匠へ煙突変更

陸前高田の既存住宅にストーブと煙突の交換工事に行ってきました。

既存のストーブはダッチウエストのフェデラルコンベクションヒーター。触媒のあるストーブです。

使用期間はそんなに長くはないのですが、性能や操作性を検討し、今回リフォームと共に気持ちも新たに新しくストーブと、室内煙突を断熱材入りの二重煙突に新調いたしました。

室内の煙突は一見太さもあるのですが天井下から断熱材の入っていない煙突でした。薪ストーブの燃え始めの立ち上がりの速さや、燃えの維持、ススの量の少なさや火災に対する安全性は全て断熱材入りの煙突にすることで確保されます。

今回煙突は国産煙突『SCS匠』を採用しました。

SCS匠の特徴をいうなれば美しさだと思います。

煙突は断熱材入りの二重煙突であることが煙突の基本として+アルファでお選びください。美しさを求めるならばSCS匠をお薦め致します。

塗装の粉末塗装がきれいな上に汚れにくい。煙突ジョイント部がフラットなので吹抜けのような場所ではまるで一本の円柱がそびえたつような壮観さです。

ストーブは国産ストーブ『AGNI』です。

ダッチウエストをご使用になっていたので、比較もできたのですが、その性能や操作性にご納得頂き『AGNI』を選んで頂きました。

ダッチウエストとAGNIは同じ触媒機ですが、操作性で大きく異なるのが、「ダンパー操作の有無」でしょう。

このダンパー操作というのが曲者で、これをちゃんと使いこなしている人って経験上、少ない。

それはたくさん煙突掃除で回っているから解るのですが、わざわざ触媒を使っているのだから煙突のススって少なくなるに違いない,と普通は思うのですが、

クリーンバーン方式よりも触媒機(ダンパー操作のある)のストーブのほうが傾向的にススが多いです。

これはいろんな要因はあるんでしょうが、主にダンパー操作がうまく出来てないからだと思っています。

ダンパーのあるストーブはダンパーを閉めて初めて触媒の方へ煙が行くのですが、

AGNIはダンパーが無いので常に触媒を通した燃焼をしています。

温度計を見て、温度計に表記されているベストゾーンまで温度をあげてから空気をしぼればOK。

実に簡単に完全燃焼ができます。

ダッチウエストは旦那さんだけ操作していたそうですが、AGNIはご家族みんなで操作して頂けるのではないかと思っています。

 

薪ストーブと言ったら北欧や欧米だけのものという考えは今や昔。国産の煙突も薪ストーブも良いものあります。

 

 

 

2021/04/14F500SE

一関市の新築にストーブ設置工事に行ってきました。

今回設置したストーブはヨツールのF500SEです。

SEは正面の扉窓に格子の無い仕様で炎を楽しめるデザインが特徴です。

オーナー様はご自身の職場でも弊社で設置した薪ストーブがあり、取扱いに関しては心配なさそうですね!

 

煙突トップはチムニーフラッシングタイプです。

メンテナンス性も良いのでチムニーフラッシングはお勧めしております。

 

取扱い説明している時にお子様が元気に駆けておりましたが、話を聞くとうちの下の子と同い年という事で、

これは自分の楽しみなのですが、メンテナンスやご来店の際、お子様の成長を垣間見れるがひそかな楽しみでもあります。

 

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