薪ストーブの導入を決めた理由は?
新築を考えていた時、暖欒工房CHIJOさんのショールームを訪れ、薪ストーブの魅力について様々な話を聞くとともに、身体の芯まで心地よく暖まることを実際に体感できたことから導入を決めた。
住宅街であるI様宅。煙等でのご近所から苦情は無いそうです。しっかり二次燃焼する薪ストーブ、その性能を引き出す断熱材入り二重煙突だからこそ。普段からご近所の方とコミュニケーションをとって信頼関係を築いているということが、なによりも良い点なのだとお話しを伺っていて思いました。
薪ストーブを使っていて良かった事は?
薪ストーブを使い始めてから8シーズン経過して、良かったことは次のとおり。
①薪ストーブのある部屋はドアを開けっ放しにしているので、家中に心地よい暖気が行き渡ることにより、家中どの部屋にいても暖かい。
また、ストーブのガラス窓越しにゆらぐ炎を観ていると心も温まる。
さらに、冬の洗濯物も室内でも短時間でカラッと乾燥する。
このように、心地よい暖房として、厳しい冬でも快適な生活ができる。
②ストーブの熱を利用して、鉄瓶等でお湯を沸かし、さらにダッチオーブン等により、美味しい煮物の料理を楽しむことができる。
③友人等を招いて、ダッチオーブン等での料理を中心にワインパーティなど、暖かい部屋で親睦交流をふかめている。
④自分達の心豊かな生活と家のシンボルとしての存在感がある。
特に、地震災害等の停電時でも、暖房・お湯沸し・煮炊きの料理ができることから日常的にも安心な生活ができる。
⑤山間地等に出かけて薪を調達しており、大自然の新鮮な空気を胸いっぱいに吸いながらの作業は楽しい。
手間をかけるスローライフは地球環境にもやさしく魅力的である。
薪ストーブはストーブのある部屋だけに留まらない暖房能力。ドアを開放しておけば、家の隅々まで暖めていく。
I様の薪作り道具。チェーンソーは枝落とし用や丸太の太さなどで使い分けているそうです。住宅街であるご自宅では音が比較的静かな電気チェーンソーを使うそうです。やはり軽トラックは薪ストーブユーザーにとって重宝しますよね!
薪はどの様に準備していますか?
知人から伐採した雑木の原木をいただいている。家内と共に軽トラックで現地に行き、自分で玉切りしたものを自宅に運び、エンジン式の薪割り機で割っている。
I様宅で催されるオープンガーデンはとても人気があり、薪棚も機能的かつデザイン性も素晴らしいです。こんな薪棚なら薪作りが楽しくなりそうですよね!
家を囲む塀が薪棚になっており、スペースをうまく活用しております。
薪ストック場所は他に奥様の実家にあり、一年以上乾燥したものを順に自宅の方へ運ぶサイクルでやりくりしているそうです。
コレがなにかわかりますか?薪棚にオーディオのスピーカーを組み込んでいるのですよ!薪棚界に革命が!こんなお庭で音楽を聴きながら寛ぐのは至高!
暖欒工房CHIJOからのコメント
I様宅のオープンガーデンは毎年楽しみにしており、素晴らしいお庭です。
今回はそのお庭の薪棚を中心に撮影させてもらいました。工夫次第で薪棚も楽しくなるんですよ!
薪にする原木はりんご農家の方、オープンガーデン仲間、地域の薪作り仲間とのネットワーク等で入手しているそうです。
薪作りは普段からのコミュニケーションがなによりも大事である、と大切なことを学びました。
それにしても素晴らしいお人柄をよく表わしたお庭です。