薪ストーブをこよなく愛するM様のご自宅に、この度寝室用としてmorso1412CBを設置し、弊社で計3台の薪ストーブを設置させて頂きました。最早ちょっとした薪ストーブ展示場となっております!
- 薪ストーブの導入を決めた理由は?
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・定年退職を機に、老後の時間の有効活用と資源の再利用 定年退職を前に、妻の実家の山林に隣接する他所の山林で、自生していた赤松林を皆伐したことにより、風当りが変わり妻の実家では倒木が発生した。 そこで、倒木の有効活用と離職に伴う有り余る時間を活用するためにストーブの導入を決めた。
- 取材に伺った時に薪置き場においてありましが原木の山。知人が運んできて置いていくそうです。薪ストーブユーザーにとってはありがたい心強い友達!
- M様の薪ストック場。ここで薪作りをしているそうです。平らな土地ではありませんが、薪棚をしっかり垂直にして作っていますね。
- 薪ストーブを使っていて良かったことは?
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・折からの灯油価格の高騰による、家計に対する燃料費の負担軽減
・3.11東日本大震災時では、長期間の停電にも関わらず安定して炊飯ができたこと。 2台のストーブが活躍した。避難人員のピーク時には7人を加え、総勢9名で過ごした。
・定番の煮込み料理ができる
・焼き物 特にピッツァや餅焼き ・冬期、家全体の結露がなく乾燥状態が保てる。
・時間を持て余すことなど無し。常に薪用の原木と格闘。雨天時にはストレスが溜まります。
- CI-1Gを設置している部屋は実に見晴らしの良いオーシャンビューが覗ける絶景の部屋です。ここで薪ストーブを焚き家族友人とお酒を呑むのは至高!
- 薪はどの様に準備していますか?
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・友人・知人から無料にて頂戴する。 ほとんどが山林伐採、家囲い伐採時相手から連絡を頂き、こちらから道具を持参して貰い受けて来る。 チェーンソー、運搬機、金矢、チルホールなどを使用して伐倒や玉切りして搬出・運搬。
・自宅に運んでからは、玉切り、割り、薪乾燥場に運び1.8×1.8mの薪棚に積み乾燥。 これまでは、ストーブ2台分として45棚で薪の乾燥を行っている。 そのほか、試験的にウッドバック3袋に楢薪を入れて乾燥状態を観測している。
・1~2月の厳冬期は、大凡10日~14日に1棚のペースで薪を消費している。
・樹種は杉=約50% 楢=約20% 檜=約10% その他広葉樹20%
M様のチェンソー。玉切りする時の原木の太さ等で使い分けます。自宅の庭で作業するときは電気のチェーンソーを使用します。
立ち木を伐木することもあるようで、安全に作業する為の牽引する道具や楔もしっかりと持っています。伐木は一つ間違えると重大な事故になります。しっかり安全に行いたいですね。
弊社としても一軒のお宅に薪ストーブを3台設置させて頂くのは初めての経験で、それほど薪ストーブを愛用して頂けてとても嬉しく思っています。 退職を期に薪ストーブ生活を始められたM様。薪作りを楽しみながら、冬は自分で頑張って作った薪を焚く喜びと暖かさがあり、とても生き生きと生活しているように見受けられました。 やはり自分で作れるエネルギーである薪を作るということは本当の意味で人間として自立していますし、荒れた森林の整備にもなり、暖かさの質も他の暖房機とは比べられないほど良いです。これほど使っていて気持ちのいい暖房機は他には無いと思います。 1412CBを新たに設置し、さらに充実した生活をお過ごしください!暖欒工房CHIJOからのコメント