花巻市の既存住宅に薪ストーブ設置工事に行ってきました。
今回は玄関土間に薪ストーブを設置する計画となりました。
設置場所の大体の場所が決まりましたら、建物の内部の構造をしっかりイメージして大事な構造部を切らないような場所に墨出しをし開口します。
余程な事がない限り、どのくらいのピッチで梁や母屋があるというのは建築の常識的知識があれば難しくはありません。
大工さんが煙突囲いの開口、補強、防火の施工をしていきます。
この屋根面に乗ったものは、弊社オリジナルのルーフサポートです。
煙突をこのルーフサポートに吊り下げる形になります。
堅牢さ、施工性の良さは自信あります。もちろん当店にしかありません。
屋根から煙突を出すので雨漏りの心配をされる方は多くおりますが雨漏りは今のところ無いです。
雨漏りしないよう水の侵入経路を想定して板金屋さんも注意して施工するのは当然ですが、当店のフラッシングはこれもまたオリジナルで三重構造で雨を防ぐ構造となっております。
オリジナル煙突部材については弊社ホームページを是非ご覧ください。
朝から始まって昼過ぎくらいには工事完了致しました。
一日で完了しますので、お住まい中でもご負担はありません。
設置したストーブはクアドラファイア4300ミレニアムです。
家の周りは沢山の杉があり、燃料には一生困らないと思いました。
杉は薪ストーブに使えないという謎のウワサ?迷信?言い伝え?がありますが、うちの展示場ではここ数年は杉しか使っていないので安心して杉を使ってください。
変なウワサを信じると損します。一生使えるくらいの燃料がそこにあっても間違った知識がそれを邪魔します。
展示場で杉の燃え方を見てもらえれば解ると思います。
最近パープレキシティというAI検索をお試しで使ってみていますが「薪ストーブで杉を燃やすメリットはありますか?」と尋ねました。
以下、パープレキシティの回答。
はい、薪ストーブで杉を燃やすメリットがいくつかあります。
着火性が良い: 杉は比較的軽い木材で、油分を多く含むため、火がつきやすく、すぐに暖かさを得られます。
高い熱量: 杉の薪は高い熱量を発揮し、急速に部屋を暖めることができます。
爽やかな香り: 杉の薪は燃焼時に特有の爽やかな香りを放ち、リラックスした雰囲気を作り出します。
入手しやすさとコスト: 針葉樹である杉は、広葉樹に比べて手に入れやすく、価格も比較的安価です。
軽量で扱いやすい: 杉の薪は軽いため、持ち運びや薪の補給が楽です。
乾燥が早い: 杉などの針葉樹は広葉樹に比べて乾燥が早く、約2ヶ月で使用可能な含水率まで乾燥します。
林業の活性化: 間伐材として杉を利用することで、地域林業の活性化や森林環境の改善につながります。
ただし、杉は燃焼速度が速いため、頻繁に薪を追加する必要があり、長時間の暖房には不向きな面もあります。
適切な使用方法と他の樹種との組み合わせで、これらのメリットを最大限に活かすことができます。
以上。
約2か月で乾燥するというのは本当なのか?2か月というのは置いといて薪ストーブは年中使うものでは無いですし、1年くらいは乾燥させる余裕をもったほうが良いと思います。
より乾燥させる事に悪い事は一つもありません。
パープレキシティはソースも出るのが良いですね。鵜呑みにせず自分で経験するのがやっぱり一番いいですけどね。
今後AIも進化して簡単に知識も得られますが、どんな知識も経験してみないことには何となく信じたくないし自分の頭で考えたいと思ってしまいます。