一関市で新築のストーブ工事を行いました。
今回は耐火ボードであるスカモールを使用した炉壁です。
炉壁には従来から人気のレンガや、タイルや石材などが一般的でしたが、こちらのスカモールはお好きな塗料で仕上げる事が出来るというのが一つのメリットだと思います。
そして施工も容易だと思います。
こちらは大工さんが、空気層をあける為の下地材のスカモールを壁に直接ビス留めしているところです。
石膏ボードのようにビス留めが可能ですし、スカモール同士をビス留めしてもしっかりとビスが効きます。
こうして、施工されたスカモールにパテ処理等施した後にお好きな塗料で仕上げるのです。
漆喰の質感がいい感じですね。いいアクセントになっていると思います。
スカモールはケイ酸カルシウムで出来たボードですので防火上問題無いですし、空気層もしっかりと取っておりますので伝熱の心配もなく間違い無いです。
炉台は既製品のコーナー用のスチールフロアプレートです。段差も生じないので、つまずいたりしないから安心ですよ。
ストーブはヨツールのF600BP。このブログでのヨツールの登場率の高さは信頼度の証だと思います。
スカモールという素材はあまり知られてなく、全体的に施工実績も少ないでしょうから、建築屋さんも少し身構えるのですが、こちらも説明をすると解って頂けています。
当店ではスカモールの施工数は増えています。いい素材ですよ。
スカモールもレンガの様にスタンダードになってもいいんじゃないか、とも思っています。
炉壁にスカモールを使用する事で内装のデザイン的発想が増えるのではないでしょうか?
ご参考にしてみてください。