6月に着工致しました暖欒工房CHIJO店長の家がようやくお見せ出来る形になってきました。
せっかく薪ストーブ屋の店長が設計し、薪ストーブを導入した家なので、これから薪ストーブを導入検討している方、または建物探訪したい人に2日間予約制で公開したいと思います。
日時は11月26日(土)、27日(日)9時から16時まで 予約者のみ(ご来場人数をお知らせください)
車で暖欒工房CHIJO展示場に来店し、受付後現地へご案内致します。
設計者の視点で言えば、薪ストーブが設計に及ぼす影響は大きいと思います。
薪ストーブの暖房力は家全体を暖める力があるので、スカッとした空々とした間取りが出来ます。
スカッとした間取りは壁が少ないので光も取り込み易く明るい。
風通しも良いので暖かい時期の室内の熱を逃がして心地良い。
暖かさは設計の重要な要素で、それを最大限発揮する場所として、家の中心に国産薪ストーブ『AGNI』を設けました。
煙突は最も美しい国産煙突『SCS匠』
炉台はフローリングからほぼフラットにタイル仕上げ(タイルはお客様からの頂きものです)。
炉壁は弊社でお勧めする素材『スカモール』にライトグレーの聚楽左官仕上げ。スカモール自体軽量なので浮かせて設置して掃除をしやすくしています。
素材でいえば、玄関外壁からケヤキを使用し、構造材、内装材でふんだんに木を使っています。
使用した木は杉、ヒノキ、ケヤキで日本の木です。木の持つ自然の力というのを感じてもらえればと思います。
薪ストーブ一台で家全体が暖かい。ただそれを体感し理解して頂ければ良いと思っています。
薪ストーブを導入予定の方は家を設計する前に薪ストーブの暖房能力を正しく理解していると、設計が変わってくると思います。