一関市の既存住宅に薪ストーブ設置工事に行ってきました。
今回の住宅は薪ストーブをまだやっていないはずなのに屋根に既に煙突らしきものがありました。
これは熱を逃す為の自然換気で利用していた煙突のようです。
今回これを薪ストーブの煙突で利用したいという事でした。
施主様が建築業を営んでおりましたので、大工工事はすべてお願いしました。
そして見事にチムニーフラッシングが付きました。
今回は屋根の煙突位置も決まっていましたし、ストーブを置く位置も決まっていましたので、当店では珍しい曲り煙突、しかも二段階で使いました。
二階で一回曲げて、
一階で二回目曲げました。
一階で使用された曲がり管は「SCS匠」の135度管です。
曲がり管が二段階だと煙突掃除でブラシを入れる際、力が必要になり負荷が大きいので、135度管の下端の蓋を外してブラシを入れられるように致しました。
当店のこだわりとしては、煙突掃除を如何にやり易くするか?という事ですが、今回は二段階曲げという条件の中での最善の選択をしたと思います。
そして、設置された薪ストーブはAGNI-C。私の自宅で愛用しているという贔屓目も無いと言ったら嘘になりますが、自信を持ってお薦め出来ます。
電気代高騰の中、オール電化のお宅でしたが薪を作れる環境がありましたので、薪ストーブ導入という選択は必然的だったようです。
オール電化に薪ストーブをプラスすると、お互いのメリットデメリットを補いあって最高の組み合わせではないか、と私は思います。