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2024/10/18他社煙突施工をオリジナル部材を使って是正

岩手県北上市の既存煙突を是正工事に行ってきました。

まずは是正前の状況をご覧ください。

なにも言わなくとも解ると思いますが曲がっています。下地の無い所に控え金具を固定しているので壁がへこんでいます。

とある薪ストーブ屋さんの施工だそうです。

現場状況的に難しい煙突施工というのは理解できますが、しっかりとした仕事が出来ないのであれば断る事も大切かと思います。

 

既存の煙突を解体して開口を利用して新規に煙突を取り付けるという依頼を頂きましたが、

直ぐには良いアイデアが出ずにお客様には待って頂きました。

ようやく煙突設計が決まり、やはり既存の部材、方法論では出来ないのでオリジナル部材を製作して挑みました。

以下は新規に弊社で取付した煙突です。

なにがオリジナル部材かというとこちらのアングル架台です。

コンクリート土間からアングル架台を立ち上げて煙突の荷重を支えました。

また窓下端の下地を利用して壁からも控えを取りました。

既存住宅で煙突を取り付ける際、煙突を取り付ける為のしっかりとした下地が大事です。

しっかりとした下地に取り付ければ何年経っても建物が健在であれば煙突を保持出来ますが、

今回の是正前の煙突施工のように下地が無いところに支持すれば、最初は綺麗に見えても1年、2年と経る毎に曲がったりへこんだりするという事です。

 

今回はそういった例をブログ読者に見せられたのは良かったと思いますが、こういう是正工事が起こらないような薪ストーブ業界であって欲しいですね。

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